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粉砕技術

粉砕技術

 粉砕とは、鉱石・岩石・インゴット状の固体をある大きさ(粒度)に砕くことをいう。おおよその目安として、粒度別に次のような分け方がされている。

名称 粒度
粗砕 100mm<
中砕 10 mm~100mm
紛砕 125μm~10mm
微粉砕 10μm~125μm
超微粉砕 <10μm

粉砕操作により
・凝集粒子の解砕
・数種類の粉体の混合・分散
・粒子の表面改質・活性化
などが同時に行われる。また粒子の比表面積を増加させるということも意味する。 粉砕技術は、古くから種々の産業(工業製品・食品・化粧品・医薬品など)で利用されている技術である。しかし操作そのものは多大なエネルギーを消費し、効率が著しく低いという欠点がある。従って、対象物の目的に応じた能率の良い粉砕法を選ぶことが重要になる。

粉砕機選択時のポイント

1.粉砕機とシステム設計
粉砕工程を設計するにあたっては、被粉砕物の状態と製品に対する要求品質を充分に把握することが重要である。

2.乾式粉砕か湿式粉砕か
通常の設定においては、粉砕工程の効率より次工程への接続などの諸条件によって決定される。通常は湿式粉砕を行う場合が多い。但し、粒度・純度に対する要求から乾式粉砕を設定する場合もある。


主な粉砕機の種類と適用性

目標粒度の大きさ、全体工程の効率化などのうちどれを重要視するかによって選定結果は大きく異なる。よって選定に当たっては、経験豊富なメーカーもしくは、粉砕機を使用して生産しているメーカーに問い合わせすることが有効である。


粗・中粉砕に適した粉砕機

粉砕機の種類 乾式粉砕 湿式粉砕 粉砕産物粒度
(mm)
粒度分布幅 摩耗度 原料物性








直圧 ジョークラッシャー - 500~15 - - - -
ジャイレトリークラッシャー - 200~50 - - - -
コーンクラッシャー - 100~10 - - - -
ローラー ロールクラッシャー(歯付きロール) 20~10
ロールクラッシャー(平滑ロール) - 10~1 - - -
衝撃 インパクトクラッシャー - 30>
ハンマークラッシャー - 20> - - - - -

粉砕・微粉砕に適した粉砕機

粉砕機の種類 乾式粉砕 湿式粉砕 粉砕産物粒度
(mm)
粒度分布幅 摩耗度 原料物性








シリンダー ロッドミル 1> - - -
ボールミル 1> - - - -
振動ロッドミル 1> - - -
振動ボールミル 1> - - - -
円盤型ミル - 0.01> - - - - -
ジェット ジェットミル - 0.01> - - - -