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粉体輸送

粉体輸送

 粉体の輸送はある場所から他の場所へ移動させるすべての操作を含むことから、ターミナルにおける貯蔵・排出・供給も同時に考える必要がある。工業的な粉体処理におけるトラブルの70%を占めているのが、粉体の輸送・供給に関係するハンドリングについてである。従って粉体プラントを円滑に動かすためには輸送装置の選定が重要なポイントとなる。この選定を誤れば、輸送量の変動が激しかったり、閉塞が起こったりして粉体プラントの機能を喪失する場合もある。

主な輸送装置の種類と適用性

粉体の挙動は粉体の種類や粒度その存在形態などによって著しく異なるため、ハンドリングにはまだ経験と試行錯誤に頼っている面があるのが現状である。
粉体物性の影響が比較的少なく、レイアウトを自由に選定することができる空気輸送システムはFA化プロセスの主流になりつつある。

装置名 構造 輸送速度
(m/sec)
輸送距離
(m)
対象
ベルトコンベア ベルトで主に水平輸送する 0.4~4.2 ~数百 粉粒体
かさ(bulk)
スクリューコンベア 羽根による回転輸送 0.3~0.9 0.5~40 粉粒体
塊状・粘着性
チェーンコンベア チェーン上に板又は箱を取り付け輸送 1m/sec未満 数百 粉粒体
かさ(bulk)
バケットエレベータ チェーン上にバッケトを取り付け輸送 0.4~2.5 2~20 粉粒体
振動コンベア 振動によって輸送 - - 固体粒子群
空気輸送装置 気体(主として空気)によって輸送 - ~2000 固体粒子群
水力輸送装置 液体(主として水)によって輸送 - ~4000 固体粒子群