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技術情報:集塵

電気集塵機

特徴:圧力損失が低く大処理用として広く使用されている。

構造:電場内での荷電流の移動現象を利用する分離方式であり、構造は単純である。通常の電気集塵機では電極板間隔は20~30cm程度であるが、比較的大きな粒子の場合には間隔を広げることにより性能向上が見られるといわれている。また高電気抵抗率の粒子の場合は電極を移動させて堆積粉塵を掻き落とすことにより逆電離を防ぐ工夫をすることもある。さらに極板に水を流して湿式とすることにより、以上の欠点を克服することもできるが、排水処理等の問題を生じる。


バグフィルタ

特徴:電気集塵機とともに乾式集塵機としては最も高性能の集塵機能を発揮し、単位ガス量あたりの含塵量に比較的関係なしに0.1μm程度までのものをほとんど100%近い効率で捕集できる。従って粉塵の最終捕集機として広く使用されている。

構造:織布またはフェルトバグを装置内に懸垂した構造をしており、払い落し方式により振動、逆洗、パルスジェット式に分類できる。

分類:

振動式 濾布の上部または中央部付近を振動して堆積粉塵を払い落とす方式。振幅と周期を変化することで払い落とし力を制御できるので付着性の強い粉塵にも使用できる。
逆洗式 逆洗式濾過方向と逆向きに清浄空気を吹き込むことにより払い落とす方式である。しかし払い落とし効果が弱いので剥離性のよいダストに用いられる。
パルスジェット式 圧縮空気を濾布上部から間欠的に極短時間、噴出する払い落し方式であり、払い落し中も気流を停止する必要はない。このため風量変動が少なく高濃度排ガス処理に適し、装置の小型化も可能である。濾布としてフェルトを用い払い落しは頻繁に行うので、比較的大きい濾過速度をとることができる。