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技術情報:乾燥技術

箱型乾燥機

箱型乾燥機

特徴:処理量が比較的少ない場合に用いられる。

構造:材料は多くの棚段上に静止される。乾燥法は
(1)熱風の並行流によるもの
(2)通気流によるもの
(3)真空(凍結)によるもの
などがある。(1)の場合、熱風の大部分は循環されることが多い。(2)は棚を金網または多孔板で作り、材料層(厚み3~15cm)中を通気させて乾燥する。(3)の多くは金属に材料を入れ、これを伝導伝熱・ふく射伝熱により乾燥させる。


トンネルおよびバンド乾燥機

特徴:熱風を用いる乾燥機として広く使用されている。

構造:トンネル乾燥機は布・紙などのシート状材料を引帳した状態で器内を移動させるもの、台車の棚段に積み移動させる方式などがある。バンド乾燥機は、金網や多孔板などからなるバンド上に材料をのせ、材料を移動させつつ熱風を通気または並行流で送り乾燥させるものである。


箱型乾燥機

箱型乾燥機

特徴:比較的水分の少ない粉粒体・フレーク状材料の大量乾燥に適している。熱風量は材料の飛散を起こさぬように選ぶ必要がある。

構造:内部に材料かきあげ板を備えた傾斜回転円筒内に材料と熱風が向流もしくは並流で供給される。材料はかきあげ板上からカーテン状に落下しながら熱風との接触を繰り返す。乾燥機内の材料滞留時間は10分~30分で、材料は円筒断面の6~18%まで保有される。


流動層乾燥機

特徴:装置としては非常に多種類のものがあるが、一段流動層の回分式および連続式と、多室流動層(連続式)がよく用いられる。

構造:粒粉体材料層に熱風を送ると風量がある値以上になると粒子層が流動化し、いわゆる流動層を形成する。この乾燥機は粒粉体のこのような性質を利用して材料を乾燥するものである。多段・多室の場合、流動層の層厚さは20~30cm程度である。粒子が熱風により激しく流動するため、層内の温度分布が少なく、底部多孔板を傾斜させることにより、滞留時間を容易に変えることができる。


噴霧乾燥機

特徴:材料の初期含水率が高いため、製品単位質量当りの熱コストは大きいが、極めて短時間で乾燥が終結し熱変性物質でも容易に乾燥できる。食品・洗剤などの乾燥に多用されている。

構造:溶液もしくは微粒子懸濁液を熱気流中に一気に噴霧し微小粒状製品を得る乾燥機である。熱風の吹き込み方法については数多くあるが、塔内を均一に流れるよう工夫することが必要である。


気流乾燥機

特徴:乾燥と同時に材料の輸送をも行なっている。材料の装置内滞留時間は1~10秒と短い。材料の限界含水率は極めて小さく、高温熱風の使用が可能となる。

構造:垂直管内の高温気流中に湿り粉粒体材料を供給し、これを分散浮遊させて熱風と共に飛行させる間に急速乾燥させるもの。


ドラム乾燥機

特徴:常温および真空で操作され、液状・泥状材料からフレーク状または粉状製品が得られる。

構造:回転する円筒を内部から水蒸気等で加熱し、表面に布・紙などの材料を付着させたり、液状または泥状材料を薄膜状につけて乾燥する方法。