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技術情報:焼成技術

セメント焼成炉(NSP)

特徴:この炉では全使用燃料の1/2以下がロータリーキルンで使用され、半分以上がプレヒーター部分で燃焼させるので窒素酸化物も減少させることができた。

構造:原料粉末は塔の頂上から排ガス流れ中に投入され、熱交換を繰り返しつつ下降して地上の回転窯に供給される。


石灰焼成炉:二重円筒炉

特徴:高温ガスが強制的に層内を下向きに流れる部分が存在するので、被熱物の層内温度が均一になりやすい。熱消費量も4280kJ/kg石灰以下と良好。

構造:日本では多く建造されている。この炉の形状は二重円筒の環状部分を被熱物が通過する。中心円筒部の換熱器により燃焼空気が予熱され、排ガスの循環使用も行われるなど、燃焼工学上有効な技術が多く採用されている。


石灰焼成炉:並流畜熱炉

特徴:高温ガス(炎)が常に下向きに流れて、充填層内の温度分布を均一にしやすいこと。また燃焼用空気が被熱物を蓄熱体として排ガス顕熱を回収する点にある。熱消費量は約3600kJ/kg石灰と優秀である。

構造:二本のシャフトが一組になって動作する炉である。バーナーは両シャフトの加熱帯にそれぞれ設置され、交互に使用する。バーナーの切り替えとともに炉頂を出る排ガスも切り替えられる。炉頂の燃焼用空気と排ガスの流れ方向の変換、および気密の保持機構がやや複雑であるが、全体として合理的な構造である。

成形体焼成炉

特徴:成形体の材質、形状、寸法、重量および生産数量、最高加熱温度等を考慮して最適の形態と規模の窯炉を選択する必要がある。