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技術情報:混合・混練技術

容器回転型混合機

容器回転型混合機

特徴:構造的には簡単なものが多く、保守や清掃が容易なために、回分操作で同一装置を異なった品種の混合に共用するのに便利である。流動性が良好で、混合する粉粒体間の物性の差異が少ない場合には混合速度はやや遅いが良好な最終混合度をうることができる。

構造:容器内部の流動は比較的ゆるやかであり、造粒体や顆粒状物質のように壊れやすい物質の混合にも適用できる。原料のそう入率は30~50%程度までであり、回転速度は臨界回転速度の50~80%が適当である。


容器固定型混合機:機械的攪拌型

特徴:付着や凝集性の強い微粉や湿潤粉体、ペースト状物質あるいは粉体物性の差異が大きい成分の混合に適するものが多い。

構造:原料のそう入率は比較的大きく取れる。回分操作のみならず連続操作にも適する形式が多い。粉体層の物性が静止時と運動時で異なるときには動力の変動が大きく、起動時の動力が定常運転時の数倍以上にもなる場合がある。


容器固定型混合機:気流攪拌型

特徴:比較的流動性の良い、物性差の少ない粒体の大量処理に適している。破砕されやすい物や弱熱性の粉粒体混合にも適するが、吸湿性粉体や粘着性の強い粉体、飛散性のある微粉、圧縮閉塞性の粉体混合は困難である。

構造:主として回分操作であるが、そう入率は70%以上の大きい値もとれ大容量の貯槽としても兼用される。


容器固定型混合機:重力型

特徴:流動性の良い粉粒体の連続混合に適し、混合部の長さに応じて混合度の調節ができる。付着性粉体には不適当であり、また物性差のある粉粒体同士ではかえって分離を起こすこともある。

構造:混合容器あるいは輸送管路内に下降管や流路分割板、混合板などを置いて粉粒体の流路分割と合一を行うことで混合を促進させる形式である。


複合型混合機

特徴:混合を効果的に行う工夫を組み合わせた形式。

構造:容器回転型混合機の内部に攪拌羽根などを取り付け、粉体物性に対する適用範囲を拡大したもの、気流攪拌に機械的攪拌を付加したもの、容器に機械的・電磁的振動を加えたものなどがある。