製造技術
多くの企業から信頼を得ている研磨材は、長年培った製造技術の賜物です。時代が移り変わり、世の中で求められるものが変わっても、これらの製造技術でお客さまのニーズにお応えしていきたいと考えています。
お客さまの信頼に応えるために、
私たちは、技術を磨き続けています。
溶融
溶融炉にて、原料を溶融(溶かす)し、目的とする製品を生産します。電力を熱源とし、温度を厳密にコントロールしていくことが重要です。
高温溶解された原料は、冷却後インゴット状(塊状)となります。当社では、あらゆる溶解に対応できる、汎用性の高い交流アーク炉の利点を活かした、小ロット生産が可能です。
アーク炉、熱処理炉、窯業炉について、長年蓄積した技術でお客さまの「溶かす」についてサポートしております。
粉砕
鉱石、岩石、そして溶融~冷却したインゴット状の固体を、任意の大きさに砕く過程が「粉砕」です。
粉砕操作では、「凝集粒子の解砕」「数種類の粉体の混合・分散」「粒子の表面改質・活性化」「粒子の比表面積を増加させる」が行われます。
同じ材料でも、粒度(細かさ)によって特性が大きく違ってくることや、後の工程に影響することもあります。
宇治電化学工業では、被粉砕物の状態と製品に対する要求品質を充分に把握し、研磨材・花崗石・ガラスなど、あらゆる固体を用途に応じて50mm~5μmまで自由自在に粉砕が可能です。
分級
重力(粒子の落下速度や落下位置の違い)、慣性力(流体中の慣性力を利用)、遠心力(流体の旋回を利用する)などの原理を利用し、粉砕を施した粉体などを、粒子径・密度・形状などによって分級(区分け)します。
乾式・湿式サイクロンなどの分級設備と宇治電化学工業独自のノウハウで2μmまでの高精度な微粉分級が可能です。
混合・混練~成型
原料の特性に応じて、最適な方法で混合・混錬し、土練機、プレス機、造粒機で成型します。
セラミックチップなど、セラミック成型品を成型しています。
焼成(焼き締め・焼結)
製造工程の最後、高温加熱を行う焼成では、成形品の強度を確保、物質の性質を決定します。製品の種類や使用目的、組成などの違いを見極めて、電気焼成炉やガス焼成炉で焼成します。
溶融炉にて、原料を溶融(溶かす)し、目的とする製品を生産します。電力を熱源とし、温度を厳密にコントロールしていくことが重要です。
高温溶解された原料は、冷却後インゴット状(塊状)となります。当社では、あらゆる溶解に対応できる、汎用性の高い交流アーク炉の利点を活かした、小ロット生産が可能です。
アーク炉、熱処理炉、窯業炉について、長年蓄積した技術でお客さまの「溶かす」についてサポートしております。
重力(粒子の落下速度や落下位置の違い)、慣性力(流体中の慣性力を利用)、遠心力(流体の旋回を利用する)
鉱石、岩石、そして溶融~冷却したインゴット状の固体を、任意の大きさに砕く過程が「粉砕」です。
粉砕操作では、「凝集粒子の解砕」「数種類の粉体の混合・分散」「粒子の表面改質・活性化」「粒子の比表面積を増加させる」が行われます。
同じ材料でも、粒度(細かさ)によって特性が大きく違ってくることや、後の工程に影響することもあります。
宇治電化学工業では、被粉砕物の状態と製品に対する要求品質を充分に把握し、研磨材・花崗石・ガラスなど、あらゆる固体を用途に応じて50mm~5μmまで自由自在に粉砕が可能です。
などの原理を利用し、粉砕を施した粉体などを、粒子径・密度・形状などによって分級(区分け)します。
乾式・湿式サイクロンなどの分級設備と宇治電化学工業独自のノウハウで2μmまでの高精度な微粉分級が可能です。
原料の特性に応じて、最適な方法で混合・混錬し、土練機、プレス機、造粒機で成型します。
セラミックチップなど、セラミック成型品を成型しています。
製造工程の最後、高温加熱を行う焼成では、成形品の強度を確保、物質の性質を決定します。製品の種類や使用目的、組成などの違いを見極めて、電気焼成炉やガス焼成炉で焼成します。
宇治電の目指す「ものづくり100年企業」のビジョンに現状の課題や環境要因などを重ね合わせ構築した「宇治電サバイバル事業」が2019年にスタートしました。
プロジェクト名は「DASH100プロジェクト」。
自社製品を3つのカテゴリーに分類し、新たな戦略の立案や製造工程・コストの見直しなどを行うもので、会社の中長期計画の中にも落とし込んでいく予定です。
主力製品の名前の頭に「トサ」を冠する宇治電ブランド。高知で生まれ、高知で育った製品を広く世の中に送り出し、世界中のお客さまやビジネスパートナー、そして郷土・高知に貢献していくことが宇治電の使命であると考えています。
そのためには、技術にも人材にも磨きをかけ続けていかなければなりません。
「研磨・製造技術を礎とした新たな事業モデルによって、世の中から必要とされるメーカーとなる」
この思いを全員で共有して、前進し続けています。
技術マンダラでビジョンを共有
創業から80年を振り返ると、決して順風満帆な道のりではありませんでした。
経済の波や、日本国中を震撼させる大きな災害などが起きる度に、多くの企業と同じように当社も危機感を募らせる時期が何度もありました。
しかし、そうした中でも多くの新たな挑戦が生まれ、社員一丸となって前進できたのは、その危機感を全員で共有したからにほかありません。
その積み重ねが、「難しい」「時間がない」「どうせできない」となっていた場面でも、それぞれが「工夫してみよう」「できないなら、できるところと協働してみよう」と前向きに受け止め実行し、形にすることができる力を与えてくれたのだと考えています。
言い換えれば「全員が宇治電という会社を背負う営業マン」ということです。
この、全員営業ができる人"財"力をエンジンに、ものづくり企業にとっての業である「技術力」に磨きをかけ、私達はさらなる飛躍を目指しています。
その道しるべとなるのが「技術マンダラ」です。これは、「自分たちの持てる技術の強みや特性を理解し、目指すべき進化の方向性を考えていく」ための、プロセスとビジョンを共有する戦略ツールです。
技術マンダラの導入により、各部署、各人がそれぞれの仕事での有機的繋がりを再認識し、現場におけるPDCAを回しながら、各々がやるべきことを遂行できる体制が整えられました。